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パワステ、エアコン(コンプレッサ)、ファンの各ベルトを交換します 個人的には車検毎が良いと思いますが、前回の車検時に交換していなかったようです(汗) つまり4年間使用してますね。。。 ちなみに、Z32発売当初のパワステベルトはTT4山、NA3山だったようですが、芝爺号はTTでも3山でした |
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配置は前から見たときのものです コンプレッサ(A/C)は助手席側、オルタネータ(ALT)は運転席側となります ▽の位置で「たわみ量」を測定します |
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各ベルトのアジャスト要領(イメージ)です 要領自体は特別困難ではないです 問題は場所的なことです 各ベルトのアジャストは、全て下側からのアクセスになります |
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エンジンのアンダーカバーを外すとベルトが全て見渡せます しかし・・・狭いです 使用できる工具なども制限が多いです まずはパワステベルトから外します 右側の赤丸がアジャストボルトで左側が固定ナットです 両方緩めます |
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パワステポンプのアジャストの支点となるべきボルトにアクセスできません 色々検討した結果シュラウドとアッパーホースを外すことにしました 先にアッパーホースを外します シュラウドは、赤丸部分と反対側同様部分にビスで固定されていますので、合計4個を外します |
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アンダーシュラウドは下の爪を外し、左右上部の固定箇所は引けば抜けます |
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シュラウドの下側のビスです スタッピで外せます |
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アッパーホースを外した画像です |
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ラジエターのアッパーホース取付部下側にシュラウドの固定ビスがあります(赤丸) 反対側はリザーバタンクに向かうホースに隠れています |
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シュラウドを取り外すと、作業スペースが大きく確保できますが・・・あまり意味はありません |
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パワステポンプのアジャストの支点が赤丸のボルトです このボルト・・・使用レンチの制限が多いし、スペースも狭く、オマケに相当固くしまっていて大難航(号泣) 何とかレンチとパイプのセットで緩められたので、あとはフリーになるまで少しずつ回します アジャストボルトの遊びを確認しながら、ベルトが外れるまでパワステポンプを移動させます |
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どうやらプロは、プーリの穴に合わせて支点のボルトを緩めるようです(09.12.29更新) |
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ここまで来たら、あとは楽勝です 次はエアコンベルトを外します アイドルプーリー(I/D)側中央のボルト(青丸)を緩めます |
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画像中央がアジャストボルトです これを緩めればアイドルプーリーがグングン上昇しますので、ベルトが外れるまで続けます ちなみに、先にアジャストボルトをグングン緩めるとアジャストボルトのスナップリングが外れて落ちてきます(経験談) |
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最後にファンベルトを外します オルタネータ(ALT)の赤丸のボルトを緩め、アジャストボルトを少し緩めます |
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オルタネータのアジャストの支点が青丸です カメラを突っ込んで撮影したので写ってますが、下側からは直接見ることができません もちろん上からも・・・無理です |
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この支点のボルトを緩め、ベルトが外れるまでアジャストボルトを緩めます |
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逆手順で新品ベルトを取り付け、ある程度のテンションで張ります アジャストの規定値は、10kgの力を加え、ファンは5.5〜6.5mm、パワステは11〜13mm、エアコンは7.5〜8.5mmです(新品時) パワステベルトさえクリアーすれば楽勝な作業ですが、付帯整備の多さや、ジャッキ、リジットラックなど基本的な道具も必要なことから、あまり勧められません |