フロントスタビライザーブッシュの交換 部品代:¥15,040(税抜)(スタビライザー本体以外新品交換) 外注費:\0 作業時間:1時間(ジャッキアップ・ダウン、タイヤの脱着、エンジンアンダーカバーの脱着、スタビライザー本体の除錆・塗装を除く。) お勧め度: 作業自体は非常に簡単でお勧めですが、部品代の75%超がコネクティングロッドです。コネクティングロッドの交換を諦められれば大変リーズナブルだと思います。 作業は必ず両輪とも上げてください。 左右差があるとスタビライザーの特性上大変危険です。 画像は、基本的に左側(助手席側)です。 コネクティングロッドの下側を取り外します。 供回りしますので、オープンレンチで軸を固定し、メガネレンチなどでナットを緩めてください。(共に14mm) ネジ山先端の錆びが意外に強敵だったりします。 こんな感じです。 せっかく車体下に潜っていますので、コネクティングロッド上側を緩めてコネクティングロッドを取り外します。 下側と同様に14mmです。 上側のネジ山先端の錆びが酷く、結構苦労しました。 スタビライザーのマウント部を取り外します。(14mm) これでスタビライザーを取り外せますが、矢印側のボルトは抜かずに残置します。 残置してもブッシュのクランプは「切欠き」がありますので取り外せます。 矢印部分にクランプの切欠き部分の跡が残っています。 放置時間が長くなると、手前に見えるテンションロッドの影響で矢印部の穴が合わなくなる可能性がありますので、残置した方が良いかと思います。 私は撮影のためにボルトを抜き取りましたので、取付け時に苦労しました(>_<) ある程度位置決めされるようになってますが、テンションロッドの優先感が強いです。 部品の名前もテンションロッドブラケットですから(笑) スタビライザーの錆は、なかなかです(>_<) 「パッ」と見では少しの錆ですが、サンドペーパーで塗膜を削ると、タイヤハウスに晒されている部分は「ほぼ全面」が錆びてます。 錆の除去は、ワイヤーブラシやサンドペーパーで1時間格闘しました。 塗装済みスタビライザーと部品群です。 新旧部品比較です。 コネクティングロッド(左側)関係です。 コネクティングロッドが片側¥5,700(税抜)と超高価です。 右側のコネクティングロッドです。(こちらも¥5,700!!) マウント部のブッシュ群です。 ブッシュの切れ目は後ろ側でした。 今回の作業で一番時間を取られたスタビライザーのは除錆と再塗装です。 一応、下塗りと上塗りは行いましたが、純正の塗膜には遠く及ばない強さです(>_<) スタビライザーを設置していきます。 コネクティングロッドを仮止めし、スタビライザーをぶら下げるように仮止めします。 マウント部を仮止めして、全体の位置関係を確認してから固定します。 コネクティングロッド側を本締めして完了です。