アルティメイト製調整式アッパーアームの分解画像 キャンバー角を適正化できる調整式アッパーアームですが、やはり様々な状況には対応していません。 晴れた日のドライの路面のみ走行するのならば恐らく大丈夫ですが、雨天走行をするようでしたらチェックとメンテナンスを頻繁に行う必要があると思われます。 「ある程度」の防水処置をしてあるようですが、内部に水分が侵入してしまったら抜けません。 その水分が錆を発生させ異音を出します。 その異音は金属同士が擦れ合う音です。 摩耗すれば強度が下がり、擦れ合うということはスムーズな動きを阻害しています。 防水対策として、各部にパッドグリス(固いヤツ)を塗りまくり、ベアリングも毎年交換しますが、これでも長期間はもちません。 Z32のキャンバーは、かなり悩ましい問題です。助手席側の内減り状況で、スポーツカー寄りのクルマなら仕方ないというレベルだと思います。