O2センサーの交換 部品代:\18,130 外注費:\0 作業時間:2時間(交換作業のみ) お勧め度:予定どおり進めば問題ないが、トラブった事を考えるとプロに任せた方が無難 継続検査時に運転席側O2センサーの故障が判明しました。 どうやら「その状態」でも問題なく動くらしいです。(疑義はあります) とりあえず故障しているのは精神衛生上問題があるので交換するのですが、20年以上無交換であれば・・・と思い、助手席側も併せて交換することにしました。 O2センサーは、赤丸の直下あたりに設置されています。 準備したのは画像の物と一般的な工具で、あとはトラブらないのを願うだけです。 ラスペネは大小が揃っていますが、何かのイベントで頂いた小さい缶が活躍しました。 場所的に作業スペースが期待できないため、ラスペネ噴射用に300mmのスプレーノズルを準備しました。 ラスペネのノズルの長さは缶の大小に関係なく、ほぼ同じ長さです。 これだけの長さがあれば、上からアクセスできると思ってましたが・・・チョイ足らず(>_<) 矢印の部品が壊れていると思われる運転席側のO2センサーです。 取外しに失敗した場合は、Zoneに搬入します(笑) 思いどおりに上からの噴射は諦め、ブレーキマスターシリンダー脇からアクセスしました。 上から噴射できないことはありませんが、距離がチョイ足りず、周辺をラスペネだらけにするのを避けました。(整備後、エンジン始動で煙モクモクとか嫌ですからね) ラスペネは、小さい缶じゃないと「こう」はなりませんでした。 ピンボケしてますが、O2センサーの根元のみにラスペネを噴射したかったので、今回の要領となりました。 仕事から帰宅したら「ラスペネ噴射」を三日間続けました。 矢印がO2センサーのコネクターです。 青矢印のタイラップが巻いてあるのは、ヘッドカバーからのオイル漏れ修理で黄色矢印のステーから外す際に壊したリカバリーです(^-^; こんな感じで固定されています。 コネクターを抜いて、O2センサーが緩んでクルクル回すときに備えるため、O2センサーの真上付近にフリーにしておきましょう。 いよいよO2センサーに工具でアクセスしますが、エクステンションは画像程度の長さがあれば大丈夫です。 O2センサーを直接掴むのはクローフットレンチの22mm(3/8角)です。 一般的なO2センサー用のソケットのうち、真上からアクセスするタイプは使用できません。 という訳で、手持ちの工具でチャレンジします。 画像のような感じで使用します。 クローフットレンチは少しオフセットしてますので、矢印の下に支点がありません。 矢印部分に手をかけて、ハンドルに力をいれるのは無意味というのは知りつつも、どうにも違和感があってマゴマゴしてしまいました。 ブレーキマスターシリンダーのコネクター(黄色矢印)を抜き、O2センサーとクローフットレンチに手を掛けながら、右手でラチェット(最終的には長いスピンナーを使用)に力を込めてO2センサーを緩めます。 私の細い左腕でさえ青矢印のイジメにあいます(>_<) イジメを受けた結果、画像のような感じになります(/ω\) どうにかO2センサーを外せました。 とりあえずラスペネを拭き取ります。 摘出された壊れているであろうO2センサー。 なんか違和感が・・・(・・;) 誰か緩めた? どうゆうことなのか・・・まぁいいけど(謎) 配線を固定する部品があります。 これ、部品で出るのか未確認です。 私は発注していないので再使用します。 新品のO2センサーの内容物です。 センサー部の新旧比較。 工具を掛ける部分の「厚み」に違いがあります。 次回の取外しで難航するかもしれません。 コネクターに相違はありませんが、配線の長さに100mmほどの違いがあります。 配線を固定する部品は、こんな感じの物です。 センサー部からの同じ位置に取り付けます。 カジリ予防の付属のグリス又はスレッドコンパウンドなどをネジ山に塗布し、ある程度しっかり取り付けます。 最後にトルクレンチで締め付けます。 KTCなどの工具メーカーのサイトにトルク換算の計算式が掲載されていますので参考にしてください。 画像の物は、自分で作成したものです。 整備要領書のトルクは「kg」表記ですが、トルクレンチは計量法の関係で「N」になっていますので、早見表があった方が楽ちんです。 配線を従来どおりにして運転席側は終了です。 正常な助手席側を取り外します。 やっぱり工具が掛かっているような・・・(謎) バッテリーを外します。 この辺りは「カウルトップの交換」を参考に作業してください。 バッテリーを外したら清掃です。 運転席側と違い、助手席側はバッテリーを取り外せばO2センサーが露わです。 当然固着しているはずですので、ラスペネを浸透させます。 こんな感じで。 画像のように配線が抱えられていますので注意してください。 助手席側にも配線を固定する部品があります。 コネクターは矢印の物です。 運転席側と同様にコネクターを抜いて、O2センサーの真上付近にフリーにしておきましょう。 真上からのアクセスは当然(?)無理として、運転席側と同様の要領で作業しようと思いましたが、エクステンションは上に出てくるものの、工具を振れません。 短いエクステンションにして、スピンナーを使用して緩めます。 水平で使用する工具は振るスペースがありませんので、スピンナーを振れる角度にして緩めます。(ピンボケ<(_ _)>) 当然片手はO2センサーとクローフットレンチに手を掛けながらになります。 無事に取り外せました♪ こちらは正常らしいので、一応、ストック(笑) O2センサーの受け側のコネクターが損傷(>_<) 扱いの問題なのか、材質の問題なのか、それとも必然なのか(笑) 予備を持っていたので交換するので良いのですが、ロックも折れてます(-_-;) 運転席側と同様にラスペネを拭き取ります。 運転席側と同様に取り付けます。 配線を従来どおりにして終了です。