芝爺の部屋

Z32 Garagesince2003.12.1

O2センサーの交換

Z32O2センサーの交換

部品代:\18,130
外注費:\0
作業時間:2時間(交換作業のみ)
お勧め度:予定どおり進めば問題ないが、トラブった事を考えるとプロに任せた方が無難

Z32O2センサーの交換

継続検査時に運転席側O2センサーの故障が判明しました。
どうやら「その状態」でも問題なく動くらしいです。(疑義はあります)
とりあえず故障しているのは精神衛生上問題があるので交換するのですが、20年以上無交換であれば・・・と思い、助手席側も併せて交換することにしました。
O2センサーは、赤丸の直下あたりに設置されています。

Z32O2センサーの交換

準備したのは画像の物と一般的な工具で、あとはトラブらないのを願うだけです。
ラスペネは大小が揃っていますが、何かのイベントで頂いた小さい缶が活躍しました。

Z32O2センサーの交換

場所的に作業スペースが期待できないため、ラスペネ噴射用に300mmのスプレーノズルを準備しました。

Z32O2センサーの交換

ラスペネのノズルの長さは缶の大小に関係なく、ほぼ同じ長さです。

Z32O2センサーの交換

これだけの長さがあれば、上からアクセスできると思ってましたが・・・チョイ足らず(>_<)

Z32O2センサーの交換

矢印の部品が壊れていると思われる運転席側のO2センサーです。
取外しに失敗した場合は、Zoneに搬入します(笑)

Z32O2センサーの交換

思いどおりに上からの噴射は諦め、ブレーキマスターシリンダー脇からアクセスしました。
上から噴射できないことはありませんが、距離がチョイ足りず、周辺をラスペネだらけにするのを避けました。(整備後、エンジン始動で煙モクモクとか嫌ですからね)
ラスペネは、小さい缶じゃないと「こう」はなりませんでした。

Z32O2センサーの交換

ピンボケしてますが、O2センサーの根元のみにラスペネを噴射したかったので、今回の要領となりました。
仕事から帰宅したら「ラスペネ噴射」を三日間続けました。

Z32O2センサーの交換

矢印がO2センサーのコネクターです。

Z32O2センサーの交換

青矢印のタイラップが巻いてあるのは、ヘッドカバーからのオイル漏れ修理で黄色矢印のステーから外す際に壊したリカバリーです(^-^;

Z32O2センサーの交換

こんな感じで固定されています。
コネクターを抜いて、O2センサーが緩んでクルクル回すときに備えるため、O2センサーの真上付近にフリーにしておきましょう。

Z32O2センサーの交換

いよいよO2センサーに工具でアクセスしますが、エクステンションは画像程度の長さがあれば大丈夫です。

Z32O2センサーの交換

O2センサーを直接掴むのはクローフットレンチの22mm(3/8角)です。
一般的なO2センサー用のソケットのうち、真上からアクセスするタイプは使用できません。
という訳で、手持ちの工具でチャレンジします。

Z32O2センサーの交換

画像のような感じで使用します。

Z32O2センサーの交換

クローフットレンチは少しオフセットしてますので、矢印の下に支点がありません。
矢印部分に手をかけて、ハンドルに力をいれるのは無意味というのは知りつつも、どうにも違和感があってマゴマゴしてしまいました。

Z32O2センサーの交換

ブレーキマスターシリンダーのコネクター(黄色矢印)を抜き、O2センサーとクローフットレンチに手を掛けながら、右手でラチェット(最終的には長いスピンナーを使用)に力を込めてO2センサーを緩めます。
私の細い左腕でさえ青矢印のイジメにあいます(>_<)

Z32O2センサーの交換

イジメを受けた結果、画像のような感じになります(/ω\)

Z32O2センサーの交換

どうにかO2センサーを外せました。

Z32O2センサーの交換

とりあえずラスペネを拭き取ります。

Z32O2センサーの交換

摘出された壊れているであろうO2センサー。
なんか違和感が・・・(・・;)

Z32O2センサーの交換

誰か緩めた?
どうゆうことなのか・・・まぁいいけど(謎)

Z32O2センサーの交換

配線を固定する部品があります。
これ、部品で出るのか未確認です。
私は発注していないので再使用します。

Z32O2センサーの交換

新品のO2センサーの内容物です。

Z32O2センサーの交換

センサー部の新旧比較。
工具を掛ける部分の「厚み」に違いがあります。
次回の取外しで難航するかもしれません。

Z32O2センサーの交換

コネクターに相違はありませんが、配線の長さに100mmほどの違いがあります。

Z32O2センサーの交換

配線を固定する部品は、こんな感じの物です。

Z32O2センサーの交換

センサー部からの同じ位置に取り付けます。

Z32O2センサーの交換

カジリ予防の付属のグリス又はスレッドコンパウンドなどをネジ山に塗布し、ある程度しっかり取り付けます。
最後にトルクレンチで締め付けます。

Z32O2センサーの交換

KTCなどの工具メーカーのサイトにトルク換算の計算式が掲載されていますので参考にしてください。
画像の物は、自分で作成したものです。
整備要領書のトルクは「kg」表記ですが、トルクレンチは計量法の関係で「N」になっていますので、早見表があった方が楽ちんです。

Z32O2センサーの交換

配線を従来どおりにして運転席側は終了です。

Z32O2センサーの交換

正常な助手席側を取り外します。
やっぱり工具が掛かっているような・・・(謎)

Z32O2センサーの交換

バッテリーを外します。
この辺りは「カウルトップの交換」を参考に作業してください。

Z32O2センサーの交換

バッテリーを外したら清掃です。

Z32O2センサーの交換

運転席側と違い、助手席側はバッテリーを取り外せばO2センサーが露わです。

Z32O2センサーの交換

当然固着しているはずですので、ラスペネを浸透させます。

Z32O2センサーの交換

こんな感じで。

Z32O2センサーの交換

画像のように配線が抱えられていますので注意してください。

Z32O2センサーの交換

助手席側にも配線を固定する部品があります。

Z32O2センサーの交換

コネクターは矢印の物です。

Z32O2センサーの交換

運転席側と同様にコネクターを抜いて、O2センサーの真上付近にフリーにしておきましょう。

Z32O2センサーの交換

真上からのアクセスは当然(?)無理として、運転席側と同様の要領で作業しようと思いましたが、エクステンションは上に出てくるものの、工具を振れません。

Z32O2センサーの交換

短いエクステンションにして、スピンナーを使用して緩めます。

Z32O2センサーの交換

水平で使用する工具は振るスペースがありませんので、スピンナーを振れる角度にして緩めます。(ピンボケ<(_ _)>)
当然片手はO2センサーとクローフットレンチに手を掛けながらになります。

Z32O2センサーの交換

無事に取り外せました♪
こちらは正常らしいので、一応、ストック(笑)

Z32O2センサーの交換

O2センサーの受け側のコネクターが損傷(>_<)
扱いの問題なのか、材質の問題なのか、それとも必然なのか(笑)

Z32O2センサーの交換

予備を持っていたので交換するので良いのですが、ロックも折れてます(-_-;)

Z32O2センサーの交換

運転席側と同様にラスペネを拭き取ります。

Z32O2センサーの交換

運転席側と同様に取り付けます。

Z32O2センサーの交換

配線を従来どおりにして終了です。

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